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2011年11月29日 (火)

やっとのことで初めの一歩

7歳の七五三で着物を着せてもらえなかった積年の恨みをはらずべく、着付け教室に通い始めた。
(卒業式に袴がはけなかった恨みもあるのかも。)

着物には長年興味を持っていたのだが、母が着物にまるで興味なくて、着物の話をもちかけると微妙に嫌な顔をするので、なかなか最初の一歩が踏み出せずにいたのだ。
ただでさえ敷居が高いのに、母が非協力的だと敷居の高さはさらに倍!である。
着物も帯も高いものだし、着付け小物も色々たくさん必要なのに、家にあって借りられるものと無いから買いそろえなきゃいけないものが分からない。
なかなか聞き出せないから。

そして着付け教室の先生は姑のように怖い。
何度か無料体験教室や単発の浴衣着付け講座に行ってみたのだが、先生がそろいもそろってお姑さんのごとく、丁寧に遠まわしに嫌味を言うタイプ。
分からないから質問しているのに、

「あなたがいいと思うのならいいんじゃありません?」

みたいな。
浴衣の端をさり気なく触って、

「触れば生地の善し悪しが分かるのよ」

みたいな。
和のお師匠さんは怖いよぅ・・・。
英会話の先生とかパソコンインストラクターのような、明るく爽やかな先生はいないのかしら。

とはいえ、着物が流行り始めて久しい。
私がなんとか最初の一歩を踏み出そうと、原宿のリサイクル着物店で帯と着物を1万円で購入したもののあんまりよく吟味できなかったので結局気に入らず、着付けの先生のお姑さんぶりにも負けて挫折した時から、10年近く経つのじゃないかしらん。
今まで着物を着せてくれていた美容師の親戚を昨年亡くし、自身もアラフォーを目前に控え(まだアラフォーじゃないつもりなのか)、着物への第一歩を今一度踏み出そう!と決意も新たにお財布を握り締め、デパートで開かれていたリサイクル着物の催事に出向き、初めての自分の着物を手に入れたのでした。

光沢のある白い縮緬地にカラフルな小菊をあしらった飛柄小紋。
しつけの付いた新古品。
気に入って買って帰ったのに、母に「派手」とばっさり切られました・・・。
い、いいんだもん!
お正月や記念日ディナーに着るよそゆきにするつもりだし、繊維業界では年齢は八掛けだというし!
アラフォーだって八がけすればアラサーだし!
それにねぇ、やたらと「若い若い」って言われるのよ。
着物店でも着付け教室でも。
着物の世界では、30代なんてまだまだヒヨッコ。
着付け教室もお姉さま方ばかりで、第一歩を踏み出すのは遅いかな・・・と悩む必要なんて全然なかった。
よかった!

帯、帯板、帯枕、腰ひも、きものスリップ、草履は家にあるものを活用。
帯揚げ、帯締め、二部式長じゅばん、着物クリップ、着物ハンガー、伊達締め、着物サッシュ、腰ベルト、衿芯、足袋は購入。
初期投資は4~5万円といったところ。

何にも持っていない時は
「とにもかくにもまずは着物が1枚欲しい!」
と思っていたけれど、いざ着物を手に入れてみると、欲しいものが新しくどんどん出てくるものなのね。
知識が増えてくると、帯やら帯揚げやら帯締めやら草履やら、色違いや格違いのものを色々とりそろえて、コーディネートして遊びたくなるもののよう。
物欲できりきり舞い中~。

着付け教室はリサイクル着物店「B」と「G」へ週1回交互に通うことに。
どちらのお店もマンションの1室で営業しており、「B」はオートロックのマンションで予約が必要。
新古品を中心とした上品な品ぞろえ。
「G」は誰でもウェルカム!で、レトロモダンな雰囲気。

「B」の着付け教室はマンツーマンで2時間3000円。
所作が型のように美しく、着る前の準備の仕方(着やすいように着物類を畳んでおいたり、取りやすいように小物を並べておいたり)から実際の着方まで丁寧にきめ細かくおしえてくれる。
「G」の着付け教室は先生1~2人に生徒が5~10人で2時間1000円。
わいわいがやがや楽しい雰囲気で、他の人のやり方を観察したり、自分で試行錯誤しながら練習できる。
細かいところは違うけれど、着付けの流れは概ね同じなので、交互に通うことでどちらのメリットも享受できるかな。
そしてどちらも姑タイプじゃない普通の先生(感涙)。
楽しく学べてます。
どちらもコースになっているわけではないので、自分の知りたいことだけ学べるのがいい。
私は小紋に名古屋帯で一重太鼓が結べるようになれればいいので、「留袖の着方」なんていらないし。
そういうものは絶対美容院で着付けしてもらうよ、ヘアセットも必要だし。
袋帯で二重太鼓はいずれできるようになりたいけれど、それはもうちょっと先でいいや。

最初に「B」に行って、次の週は「G」で練習して、また「B」で復習して・・・と3回終了。
今週末は自分で着て「G」に行って直してもらうつもり。
そこできちんと着て、そのままお出かけする予定。
美容院で着付けしてもらうと5000円くらいかかるのでお得だ(笑)。
雨が降らないことを切に願う。

2011年8月 7日 (日)

桃岩遊歩道(3回目の礼文島訪問メモ)

8/4(木)

宿の車で知床へ。

8.30 知床

前日以上の快晴。
利尻富士もくっきり見える。

上りがきつい。
すぐに呼吸があがる。
人気が無いのを幸い、おおっぴらにハーハー言いながら進む。
日差しをさえぎるものが無くて、直射日光がつらい。
とにかく暑くて、長袖シャツも着ていられないし、首に巻いていたタオルマフラーも無理。
日焼けを気にしている場合じゃない。
昨日の熱中症が頭をよぎる。
大丈夫か?
まめに水分補給しながら進む。

9.00 元地灯台

青い空、青い海に白い灯台が映える。
きつめの上りは終わり。
体調は大丈夫そう。

オニシモツケ、クサフジ、エゾカワラナデシコ、エゾノヨロイグサ、エゾニュウ、トウゲブキ、イブキトラノオ、チシマワレモコウ、キンミズヒキ、エゾノコギリソウ、キタノコギリソウ、オオダイコンソウ、チシマアザミなど

9.30 金梅の谷

青く晴れ渡った空と、空の青をくっきり映した海と、稜線のなめらかな緑の丘が織り成す景色が、とにかく言葉をつくしてほめちぎりたいほど美しい。
この時期に見られる花がほとんど咲いていて、この旅のハイライトとも言える場所。
見たかったリシリソウも無事発見!
(ウンランとチシマフウロは見かけなかったので、北の4時間コースで見られてよかった。)

レブンウスユキソウ、リシリソウ、ミソガワソウ、シオガマギク、イブキジャコウソウ、ヤマハハコなど

10.40 桃岩展望台

最後は林の中の下りなので、木陰を歩けて助かった。
知床を目指して歩いていたら、帰りがきつかっただろう。
コマドリの鳴き声に耳を傾ける。

エゾゴマナ、ゲンノショウコ、オオバナノエンレイソウの実など

11.30 香深


北の4時間コース(3回目の礼文島訪問メモ)

8/3(水)

路線バスでスコトン岬へ。
空港下バス停と船泊本町バス停の間辺りで海を眺めると、アザラシの大群がゴロゴロ寝そべってる!

9.00 スコトン岬
10.00 銭屋五兵衛貿易の地

お天気は快晴。
湿気が無くて爽やか。
だけどなにしろ日差しを遮るものがないので、直射日光が厳しい。
うっすら頭痛。
水やら飴やら適当に口にして進む。
風がびゅーびゅーものすごくて、何度も帽子を飛ばされそうになる。

エゾカワラナデシコ、ツリガネニンジン、チシマアザミ、ミソガワソウ、エゾノコギリソウ、キタノコギリソウ、キンミズヒキ、トウゲブキ、ヤマハハコ、クサフジなど

10.20 登山口
11.00 ゴロタ岬
11.45 ゴロタ浜

そろそろお昼にしたいけど、お弁当を広げられるような頃合の木陰や平地が無い。
お腹空いてる気もするけど、食欲無い気もする。
ぜーぜーはーはー。
持っていたラ・フランスゼリーを食べてみる。

チシマフウロ、レブンシオガマ、エゾウメバチソウ、エゾノヨロイグサ、エゾニュウ、チシマワレモコウ、イブキジャコウソウ、オオダイコンソウ、ウンランなど

12.50 鉄府漁港

完全に熱中症。
頭痛い。
呼吸荒い。
公衆トイレに入ったら何だか気持ちが悪い気がする。
吐いてしまったが、ちょっとすっきりしたかも。
浜中方面に行く道があるが、どうせバスもないしと、予定通り澄海岬を目指す。

お弁当を広げられるところを探すも、日陰なし。
やや平らな草地に座り、おにぎりをつついてみたけど、食欲なし。
ご飯粒を5粒くらい食べてあきらめる。
水を飲んだり、宿の部屋にあった昆布のおつまみなどを口にしつつ進む。

14.00 澄海岬

海の美しさで有名な澄海岬に到着するも、感動する余裕なし。
這々の体でたどり着いたここは、8時間コースの1/3地点だそう。
8時間コースは、絶対無理・・・。
西上泊の売店で、ソフトアイスを食べたら少し回復。
ソフトアイスは命の恩人だ。
もう、「にせもののソフトクリームだ」なんて大声で悪口は言わないよ。

15.30 浜中

神埼小学校にはいまだに二宮金次郎像がある!
しかも新しげな像だった。
帰りのバスの車窓からもアザラシの大群を見る。
とにかく無事に歩きおおせてよかった・・・。

2010年4月 1日 (木)

カレンダーに騙された気分

今日がエイプリールフールとか、そんなことよりなにより、かなりの確率で今日は金曜日だと思い込んでました。
明日休みじゃないんだ・・・。

2010年3月30日 (火)

Wooden Wedding Outing

よくなりませんねぇ、景気。
我が家からわりと行きやすいところにあるショッピングモールから、お気に入りの北欧風カフェが消え、フードコートに出店していたお気に入りホテルの洋食店が撤退し。

挙式したホテルから毎年、結婚記念ディナーのお知らせをいただいていたのですが、いつもお邪魔していたフレンチレストランまでまさかの閉店。
代わりに同ホテルのワインレストランで記念日を祝ってきました。
サービスのシャンパンは、マム社のコルドン・ルージュ。
もしやF1が開幕したから?
珍しいアイスプラントをあしらった前菜をはじめ、どのお料理もおいしかったのですが、やっぱりいつものお店の方が好きかなぁ・・・。

話は変わって、ムアツふとん。
前は畳の上に敷いて寝ていました。
引っ越してからはフローリングの上に敷いて寝ていたのですが、これが大失敗。
ネットで調べたら、ムアツふとんってフローリングに直接敷いちゃいけないのね。
フローリングとふとんの接地面の間で結露が生じ、ふとんがカビっぽくなってしまいましたよ。
へたりはまだそれほどでもないと思うのですが、honeyが最近体の痛みを訴えていたこともあり、思い切って木製ベッドフレームとポケットコイルマットレスを購入。
枕も購入。
北欧風の掛けふとんカバーも購入。
寝室リニューアルとあいなりました。
結婚してからは、記念日だからとて何かメモリアルなものを買ったりはしていないのですが。
結婚5周年は木婚式だから、記念品は木製ベッドフレームね、というこじつけ。

2010年1月21日 (木)

素敵なおじいさま

半蔵門駅界隈には、こんな男性がぷらぷらしていたりする。
例えば、芥子色の長着と共布の羽織に、寒い日は鶯茶のコート。
鼠色の中折れのソフト帽に、往診に行くお医者さんのような使い込んだ革鞄。
汚れのない白足袋に草履。
もうすぐ喜寿のお祝いか、といったお年頃。
いつも背筋がぴしっと伸びていて、やや外股で一歩一歩着実に歩を進め、皮肉とも冗談ともつかぬ一言をぴしゃりと仰る(かどうかは話したことがないから分からない。)
国立劇場が近いので、伝統芸能に従事するお方なのだろうか。
生活の一部としての、粋な和服姿が際立っています。
うっとり。

おじいさんと老犬、という組み合わせもぐっとくる。
犬は雑種か、日本犬か、昔流行った洋犬。
多分オス。
犬が元気はつらつで、飼い主をぐいぐい引っ張っているようでは興が冷める。
礼儀知らずの犬と子供とはお付き合いをご遠慮したいものだが、萌える老犬はとりたてて飼い主と歩調を合わせるわけでもなく、マイペースで歩いているのにやや遅れ気味、という姿があらまほしい。
飼い主の足取りもゆっくりで、気持ち背中を丸めてすり足気味。
お互いの歩みを気にするような、気にしないような素振りで、そうして連れ立ってよぼよぼと歩いている一人と一匹が愛おしいのです。
かけがえの無い存在としてお互いを認め合ってきた、一人と一匹の来し方がにじみ出ているようで。

2010年1月16日 (土)

明けましておめでとうございます

成人式も終わったというのに、明けましておめでとうございます。
旧正月までまだ1ヶ月あるけん、まだ年末といってもよかと?
今年もほぼ月刊の当ブログを、よろしくお願い申し上げます。

ほぼ月刊といいつつ、12月は1本も書かなかったなぁ。
それもこれも、会社の席替えで島のど真ん中にポンと放り込まれたせいですよ。
ついでに納期きつきつのプロジェクトにも放り込まれまして。
11月は暇で暇で、席も隅っこで後ろが壁で、ネットサーフィンし放題だったなぁ・・・。

年末年始の主なできごと

・表参道の復活イルミネーション見学ツアーを敢行。
多摩地区在住の身として、上京する時は予定を詰め込むことを信条としています。
銀座の美容院→帝国ホテルでアフタヌーンティー→青学でチャペルコンサート→イルミネーションを見ながらそぞろ歩き
暖かい日だったので年末気分にならず、リハーサルを眺めているような感覚に。
最初はハナエモリビル側を歩いていたのですが、表参道ヒルズが明るすぎてイルミネーションの美しさがよく分からない。
歩道を渡って表参道ヒルズ側から見た方が、バックが暗くてイルミネーションが映える。
同潤会アパートの頃の方が、イルミネーションの周囲が暗かったので、光の輝きが際立っていてよかったなぁ。

・「翻訳勝ち抜き道場」入賞!
わーい。
入賞するとAmazonの商品券がもらえることも嬉しいのですが、何より他人から認められることが嬉しくて仕方がない。
即行で、
「入賞したら入手しよう」
と思っていたMJのPV集を2本を発注。
やっぱり商品券は嬉しい。

・親友宅で年越し
昨年と一昨年は我が家に来てもらったのだが、今年は親友宅に赤ちゃんがいるのと新居を購入したのとで、親友宅で。
ランチ、チョコレートファウンテン、Wiiを楽しみ、遅くならないうちに帰宅。
夕食は家で年越しそば。
紅白が終わったら親友に電話をかけ、共にカウントダウン。
の予定だったのに、ダウンタウンの番組内ではカウントダウンやらないのね。
カウントダウンし損ねて、損した気分に。
ジャニーズをつけておくべきだった。

・祖母宅に年始のごあいさつ
米寿も過ぎ、脳梗塞をしたり人工透析が必要だったりで、体の自由があまり利かないのですが、なにしろ頭脳明晰でかくしゃくとしている。
無職の息子がいるご近所のことを、
「あの家もニートを抱えて大変だよ。」
だの、音響機器メーカーに勤める親戚のことを、
「不況で自動車が売れないから辛いよねぇ。カーナビとか作ってるんだろ?」
だの、会話にちょいちょいカタカナを混ぜてくるので油断ならない。
眼鏡をかけたまま眼鏡を探すhoneyと、本当に血がつながっているのだろうか。 

2009年11月12日 (木)

自分を天才だと思うとき

DPZの「文章ヒルズ」のお題が、「自分を天才だと思うとき」というものだったので、


ルート通りに飛ばない伝書鳩を、
「敷かれたレールの上を通らない、尾崎豊みたいなハト」
と表現した時など、
「今、私に関根勤が降りてきた!」と思います。


と書いて送ったところ、選者の高瀬さんより、


上手だなー、と思ったのはもちろんですが、伝書鳩について語る機会をお持ちなことに関しても興味津々です。


とのコメントをいただきました。
なぜに私が伝書鳩について語る機会を持ちえたか。
先日我が家でホームパーティーをしたのですが、その時のゲストが新沼謙治さんだったから、ではありません。

我が家にお越しいただいたのは、会社の同僚のアラサー女子4人。
それぞれ自慢の手料理を持ち寄って、華やかな食卓を中心にわいわいガールズトークを展開しておりました。
そのうちの1人が、最近彼氏とブライダルフェアデートをしているというのです。
ゲストハウスを中心に回っているそうなのですが、結婚式の演出にも色々ありますね~。
式を終えた二人を、ゲストが教会の出口で出迎えて祝福するのですが、フラワーシャワー、ライスシャワーは当たり前、花びらやお米と一緒に羽毛を撒いたり、マシンを使ってシャボン玉をこれでもかと飛ばしたり、たくさんの風船を空にエイヤッと放したり。
彼女が最も心を掴まれている演出が、真っ白な鳩を空に放す、というもの。
鳩たちは教会の尖塔をぐるっと一周して飛んでいく(多分鳩小屋に帰る)ように訓練されているそうなのです。
彼女はその演出をすっかり気に入っていて、
「鳩シャワー♪鳩シャワーやりたい♪」
とウキウキ説明してくれました。
その時に、教会の尖塔でもなんでもない、隣家の物干し台の周りかなんかをぐるぐる回って飛んでっちゃう鳩もいるんじゃないかなぁ、と思って、尾崎豊発言が出た次第。

だいたい、どうかと思うくらいガールズトークが盛り上がってる時は、会心の例えが飛び出しやすいですねぇ。
これがいつでもできていたならば、今頃は何らかのタイトルを獲得して、華やかな生活を送れていたのでしょうけど。
R1優勝とか、合コンクイーンとか?

2009年11月 4日 (水)

Michael, God bless you.

周囲で見た人見た人大絶賛の「THIS IS IT」。
「マイケルは普通に好き」程度の私ですが、マイケルを支える温かいスタッフたちに感情移入する形で、この映画にぐっと心をつかまれました。
それは、周りの人たちの状況や心境は、自分の中にある知識や経験や感情を引きのばしてなんとか追体験できる気がするのですが、自分の中の何をどんなに引きのばしても、マイケルの経験した孤独、苦悩、痛みに共感することは到底不可能で、彼の境地に到達する権利が自分には一生与えられないものだからなのかもしれません。

冒頭で、厳しいオーディションをくぐり抜けてメインダンサーの座を射止めたダンサーたちが、瞳を輝かせ、頬を涙で濡らして、マイケルと同じ舞台に立てるなら何でもする、とその喜びを次々に語ります。
自らの幸運を驚きとともに受け入れ、決意を新たに力強く前に進もうとする彼らの言葉を聞いて、早くも目頭が熱くなりました。

リハーサルなのでマイケルは、ステージ全体のことを考えつつ、動きや音を調整しながら、ウォームアップしながらで、決して全力を出して歌ったり踊ったりはしていないのですが、その歌、動きはやはり美しくて引きつけられます。
一方のダンサーたちは、いつでも自分の持てる全ての力をそそいでリハーサルに臨んでいます。
マイケルのために踊れる喜び、マイケルとともに舞台を作り上げることのできる興奮、画面の端々からその感激と感謝の念があふれ出すようでした。
一流のダンサーでなければオーディションに参加すらできないのでしょうが、その激戦を勝ち抜いた、技術だけでなく華も兼ね備えた、超一流のダンサーたちです。
筋骨隆々で屈強な、見た目「悪そう」な人たちなのですが、きっと健康のために食生活に気をつけて野菜を多めに摂り、早寝早起きで、お酒やタバコやドラッグなんかには決して手を出さない、なんてストイックな生活を送ってたりするんだろうなぁ。
マイケルと女性ダンサーがからむシーンでは、男性ダンサーたちがなんともうらやましそうな、できることなら俺がマイケルに腰を抱かれたい、とでも思っているんじゃないかという視線を送っていました。
ダンサーに限らず、バンド、コーラス、スタッフのすべてが、マイケルを尊敬し、愛し、尽くし、ほめられたり声をかけてもらいたくてうずうずしているようでした。
マイケルがステージ上で一人、歌ったり踊ったりしてみせると、ステージ下のダンサーたちが大喜びで歓声を上げ、子供のようにはしゃぎ、マイケルを含めたみんながニコニコしているのでした。

リハーサル中のマイケルは、私がこれまで見た中で一番幸せそうなマイケルでした。
亡くなる前に、家族のような「恋する」スタッフに囲まれて、幸せな空間で幸せな時間を過ごせたのが、せめてもの救いなのでしょうか。
願わくば、ロンドン公演を成功させて欲しかった。
偉大なるKING OF POPでありながら、フレンドリーで謙虚だったマイケル。
マイケルの周囲でマイケルを愛し、敬ってきたスタッフたちの喪失感はいかばかりかと思います。
この映画のスタッフは、わんわん泣きながら制作したのではないかしら。

映画が終わると、涙ぐむ人多数の客席から拍手が起こりました。

2009年11月 2日 (月)

Twitterって何?

フィンランド出身の力士に、「寿雄海」という四股名を付けてほしい。
誰に提案したら聞いてもらえるのだろうか。

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ホテル西洋銀座から、年末年始はうちに滞在しない?歌舞伎座のチケットもつけるよ?というご案内がメールで届いた。
3泊4日で750000円だったので、7万5千円かぁ、お正月だからそれくらいかかっても仕方ないよね~、と思ってよくよく見たら、75万円だった。
そうでしたか。
75万円あったらロンドンに1週間滞在してロイヤル・オペラ・ハウスでバレエ見るなぁ、という価値観でいる限り、ホテル西洋銀座には一生泊まれないであろう。

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公開収録を見に行った「趣味の園芸」が先日放送された。
思ったより映っていましたよ。
通院と偽って休日出勤を断ったhoney、会社の人で園芸が趣味の人がいませんように。

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